続いてメモリーズオフ6 Complete内のメモリーズオフ6 〜T-wave〜をプレイしています。最後はいよいよメインのメインヒロインの半分。遠峯 りりす√です。
今まで他の3√やり、智紗√をクリアした結果”智紗に傾いた感想”となっているかもしれませんが、どうかそれを前提に御覧ください。
もくじ
かなり長いので今回も目次をうまく使ってお読みください。
ストーリー
水族館にりりす・亨・智紗・志雄でダブルデート。 体調の悪い智紗を連れ回す危険とりりすの亨へのフラグを折りたい気持ちが合致。智紗も「休んでいるから皆で回ってきて」ということで、志雄・りりすで回ることに。亨も企画立案者としての気持ちから智紗を医務室へ。(プロローグのことから考えれば企画立案としてというよりは、りりすの恋を応援するためか)
委員会を休んで志雄君・智紗は亨とりりすと共にカラオケへ。(なお、サボりは2度目) 帰り道、りりすは一度断るものの(志雄から離れるいい機会という事も考えて)亨のバンドへ参加する。
りりすを誘って遊びに行こうとする志雄。しかし、断られたので智紗を誘ってカラオケへ。 しかし、亨とりりすが二人でカラオケにいる姿を見つけてしまう。 あんまり眺めているものだからりりすに見つかってしまう。その騒ぎに智紗も加わってしまい、微妙な空気になり解散。
りりすの過去。りりすは小学3年生の時に町から離れ、中学生の時に戻ってきた。 戻ったりりすは別人のように変わっていた。
徐々に避けられる志雄。 そこへ、智紗から「亨とりりすが付き合っている」と志雄は告げられ動揺する。
智紗が自ら志雄の家へ行きたいということで、志雄の家へ。 智紗は飾って会った写真を指し「この写真は?」と詳細を求めた。 志雄は自分+りりす+自らの母親と答え、母は事故死したと答えた。(今考えればここで智紗は自らが関わった事故と感づいたのだろう) 智紗と家にいる際、亨から「りりすが入院」ということを告げられ、智紗を置いたままりりすのいる病院へ。
○智紗にお誘いを受けるが「親父が来る」という言い訳でそれを断る。 委員会も休み、りりすの元へ行く志雄。 しかし、そこへ智紗が現れ「お前が心配なんだよ!」と言っている志雄を目撃してしまう。 りりすが心配ではあるが、りりすにけしかけられ智紗を追いかける。 澄空弁天堂にいた智紗は志雄が近づくと、キスをしてきた。
「まだ、終わってないから・・・」
「もう奏雲祭まであと少しかないけど・・・私、頑張るから・・・」
智紗は志雄の想いはりりすに傾いてることが分かりつつも、完全には諦めなかった。
翌日智紗と会ってもいつも通りだったが
「昨日のこと、忘れたわけじゃないから」「・・・本気だよ。」
という言葉からあれは夢でも嘘ではなかったと思わされる。
志雄はアルバムを見て過去を振り返り、自らのりりすへの想いに気がつく。 しかし、智紗との関係をはっきりさせることもなく結果はわかっているのにずるずると引き延ばす。
(りりすの両親は別居。父親はいつかわからないが亡くなっている)
また志雄は智紗に嘘をついてデートを拒否する。 その後、亨から「明日5時半澄空駅にて待つ」という要点のみのメッセージが送られてくる。 素直に行くとりりすがバンドの練習帰りで志雄と会い、そのまま一緒に帰宅。
志雄は「りりすのために何かしたい」という想いから志雄は委員会をサボってふみの仕事を手伝う。
亨と話をする志雄。 「自らの気持ちを何故智紗に言わない?」という亨の問いに
「言えるわけがないだろ・・・。そんなこと言ったらきっと箱崎さんはすごく傷つく・・・」と逃げの姿勢。
亨の「ふざけんなこの野郎!そうやって答えを先送りにして、誰かが幸せになれたのか?」「智紗ちゃんが!りりすちゃんが!お前が!笑顔になったのかよ!?」という亨の後押しにより志雄の意志は固まった。
(実は密かに志雄への気持ちを歌っていた)りりすはバンド大会で優勝する。 志雄はトロフィーを奪ってりりすへ授与をする。
そのまま舞台上で告白する志雄。逃げるりりす。それを止める智紗。 志雄へ答えを聞く智紗。断る志雄。
「今までありがとう。苦しかった時も会ったけど・・・やっぱり、本当楽しかった」
智紗は断られても感謝に言葉で返した。 りりすの志雄の告白の返事。それは
「私しかいないんでしょ。バカの相手が出来るのは」という後夜祭のダンスをOKされた答だった。
りりすTriangle√
再びりりすの過去。 りりすは「お母さんが守ってくれる」と思っていたものの、母は引っ越したのだった。(後述のりりすが志雄母を殺したというの事だろう)
「恋人のふりをしてほしい」というりりすの願いを亨は「自分がりりすちゃんを好きだって知ってるよな?なのに、志雄達を騙すために”振り”をしろと?。そこで俺の気持ちを考えられないよな。それとも俺のこと、りりすちゃんの頼みだったらなんでも二つ返事でOKする便利屋だとでも思ってる?」という問いかけをしつつも結局いつもの調子に戻り受け入れた。 (亨はりりすの「自分以外の人に志雄を幸せにしてもらう」という想いに気がついており、あえてりりすの目論見に乗ることでりりすの願いが叶うなら・・・ということかもしれない)
りりす√でも「資格も権利もない」とりりすの口から語られる。
○の位置で実はりりすもあの場に影で見ていたことが分かる。
バンド大会の決勝で歌った曲。 それは「志雄が好き。でも、想いを伝えることは出来ない。志雄には笑っていてほしい幸せであってほしい。智紗と幸せであってほしい」つまり、直接は伝えられないから想いを歌に乗せて・・・ということだった。
視点は元へ戻り、志雄へ。
後夜祭でいい雰囲気になりつつ智紗と志雄は踊る。 しかし、関係が確定されたわけではない。 亨からそれを確認することを勧められた志雄はりりすを遊園地デートに誘う。 観覧車で告白する志雄。りりすの答えは「ごめん」理由を聞いても「ごめん。」志雄もそれ以上追求出来なかった。
自らを振った相手の恋愛相談に自ら申し出てくれる智紗。 智紗√では8年前のことを忘れていたが、りりす√では自らが海へ行こうといったせいで事故にあった。事故の際はりりすと二人でアイスを買いに行っていたために事故現場からは離れていたことが分かる。
なんと志雄の父親の再婚相手とはりりすの母親だったのだった。
智紗が屋上にてりりすと話す場を作ってくれた。
りりすの「昔の私に似ていたから智紗とくっつけようとした」という発言に智紗は怒り、りりすを叩く。
「私はりりすちゃんの代わりじゃない・・・」
「りりすちゃんはそう思ってたんだね。ずっと。よくわからないけど、私ってそんなに昔のりりすちゃんに似てるの?」
「だからりりすちゃんは私と塚本君をくっつけようとした。そして塚本君も私にどうすべきか迷いが出た・・・そっか、そうだったんだね」
「りりすちゃんも塚本君も、私に望んでいた役割は”昔のりりすちゃん”にそっくりであることだったんだね・・・」
「それじゃ、あんまりにも惨めすぎるじゃない、私・・・」
智紗は耐え切れずその場から去ってしまう。
りりすからの着信を昨日のケンカを引きずった志雄はスルーをする。しかし、T-Waveが終わった後窓から覗くとずぶ濡れになって佇んでいるりりすがいた。 風邪を引かないように手当するが、りりすは途中で帰ってしまう。
翌日様子を確認するとりりすは熱を出して風邪を引いてしまっていた。
再び過去。 8年前。りりすと志雄はアイスを買いに行っていた。その間に溺れていた女の子を志雄母は助けていた。 志雄たちが戻った時、志雄母は担架に乗せられていた。 志雄母は「りりすは大丈夫?」とりりすの無事を確かめてきた。 なぜ、溺れた女の子をりりすと勘違いしたのか分からないが、これをきっかけに「志雄母が亡くなった原因はりりす」という噂が出回り、りりす母はそれに耐え切れなくなり引っ越した。
過去について、りりすは8年前の事故に責任を感じていた。
りりすは風邪が治って志雄と対面した際「記憶喪失」となっていた。 志雄とのこと、自らの母のこと様々なことが重なり仕方がなかったのだ。(まあ、嘘だけど)
なぜか信さんからりりすの病名が明かされる。 再びふみにて。信さんのシリーズ名言「止まない雨はない。降り続けたとしても傘を差していけばいいことさ」が出る。
クリスマス。志雄はプレゼントを持ってりりすの元へ。 智紗からのコスモスの栞のプレゼントを見たりりすは「なぜあの子がこれを・・・」という記憶喪失であれば言わない発言を言ってしまい、記憶喪失は嘘だったことがバレてしまう。
再び過去。りりすが海へ行きたいと言い、それを志雄が志雄母に頼んだ。このためりりすは自らに責任を感じていた。
りりすはこの8年前の罪の意識から智紗と志雄をくっつけようと動いていたのだった。 志雄の大切な存在を奪った自分。その志雄に大切な存在を与えようとした。 この罪の意識があるためりりすは志雄の好意を拒んでいた。 りりすは引っ越した際離れたくはなかったものの「これは自分への罰」と思って受け入れた。 志雄が想いを再び問い、想いは繋がりキス・・・するも、志雄は体調が悪かったのに雨が降っている中動いたため倒れてしまう。 病院で迎えるホワイトクリスマス。
教会にて結婚式の真似事をする志雄とりりす。 亨により智紗・クロエ・結乃が集められ、なぜか信さんもきていた。 ちゃんとドレスとタキシードを着た上で式に望む。
「結婚おめでとう、塚本君」かつて仮とはいえ付き合っていた好きな相手におめでとうを言える智紗。
りりす「・・・ごめん智紗。」
智紗「?どうしてりりすちゃんが謝るの?」
りりす「智紗と志雄のこと応援するつもりだったのに、こんなことになって」
智紗「りりすちゃん”こんなこと”なんていうのはひどいよ。私にもりりすちゃんに対しても。」「第一、塚本君とりりすちゃんが自分たちで選んだことなんだよ。もっと自身を持って」
「智紗なら志雄のこと任せられる。」そう思ってりりすは智紗を応援していた。 そう。「昔の自分に似ている」ではなかったのだ。
式が始まり、智紗神父(教主?)のもと誓いをする。 いつかちゃんとした指輪を渡すことを誓って・・・
りりすBAD
智紗を完全には避けないで、半ば智紗END的終わり方。 よりを戻している・・・という感じか。
りりすTriangleBAD
志雄がふみのところへ行くとそこはもぬけの殻。 りりすは再び引っ越してしまっていた。
問題点・評価点
問題点
”志雄が気持ちに気がつくの引き伸ばしすぎ・智紗との関係を引き伸ばしすぎ”
まるで尺稼ぎしているかのように志雄君がりりすへの想いを自覚するのが遅いです。
しかも、りりへの想いを自覚したのに智紗との関係をはっきりさせず、避けるのみ。
「自らの気持ちを何故智紗に言わない?」という亨の問いに「言えるわけがないだろ・・・。そんなこと言ったらきっと箱崎さんはすごく傷つく・・・」と逃げの姿勢。 最低ですね。智紗√以上にクズいです。
”りりすも・・・”
主人公がこうならりりすも・・・ ひどい。 亨が常日ごろりりすへの好意を口にしていることはりりすは分かっていたはずです。 なのに、ああいう考えを持ち出す・・・
”りりすのために何かがしたい→委員会(生徒会)サボってふみの手伝い”
まあ、クロエ先輩なら普通に許可するだろうけど、仮病使ったりとか何も言わず休んだりしちゃアカンでしょ。 仮にもクロエ先輩の右腕が休めば困ると思うんですがね。 仕事自体は簡単な感じで描かれてましたが、他√とも矛盾してるし・・・ しかも
「今日ぐらいは休んでもいいだろう」って2度目なのにこんなテキスト出てくるし・・・
”りりすが変わったきっかけ・理由不足”
まるで「昔のりりす」というのを出したいためにそういう設定になったのかと思った。 変わったというより、本当の自分を出したとフミコさんは言ってたけど、そのきっかけが噂により引っ越した・罪の意識では弱い。
”智紗が8年前の事故のことで気がついた時”
多分というか智紗が8年前の事件に関わっていると気がついたのは志雄の家に行った時。 気がついたんだろうけど反応も薄いし、ショックも出ていません。冷静に詳細を求めていました。 りりすの記憶喪失の嘘がバレた時のショックを大きくしたいんだろうけど、智紗自らも責任を感じているはずです。 「嘘っ・・・」くらい出ちゃうんじゃない?
”バンド大会舞台上で痴話喧嘩・告白”
多分これが本筋だし「6と言えばこの伝説!」としたかったのかもしれないが、 2ndや~それから~と違ってただ迷惑なことが起きているだけにすぎない。 温かく見守っているという感じのテキストが流れていたけど、こんな痴話げんかが舞台上で起こっても困惑するだけでしょっていう。
”後夜祭のダンスOKで終わればよかったものの・・・”
あそこで終わっておけばメインで冷遇感があるかもしれないが、まあ普通と思って思っただろう。 しかし、OKしつつも結局付き合いはNGでまたりりすは志雄を避け出す。 「雰囲気上仕方がなかった」というのはシナリオ都合だろう。
”メイン√は同じ「権利も資格もない」”
智紗・りりす√でヒロインが考えることは同じ「権利も資格もない」です。 そりゃ同じ事件が根幹にあって、両方自らが責任を感じているのは分かるんだけど、結局そこかよっていう。
”志雄の父親の再婚相手がりりす母”
良い要素かっていうと俺からしてみれば・・・
”志雄母が「助けた女の子はりりす」と勘違いするのは難しいのではないか”
志雄とりりすでアイスを買いに行く際、恐らく母親に「アイス買いに行きたいからりりすちゃんと買ってくるね」とか、母親からお金をもらって「これで買って来なさい」くらいはあるはずです。 何も言わずに買いに行くとは考えにくいです。 であれば
「溺れた女の子がりりす」と勘違いするのは難しいでしょう。 もちろん、何も言わずに勝手に買いに行ったと考えれば成立しますが、お母さん大好き志雄がそうするとは考えにくいでしょう。(りりすに「私とどっちが好き?」と聞かれて「おか・・・りりす」と言いかけるレベルである)
”記憶喪失の嘘”
疑ってはいましたが、まさか本当に嘘とは・・・ なんで信さんが説明?とか、なぜ病院に行かない?と思ったけど、そりゃ嘘ならそういう流れにするしかないだろうな。 嘘ってこともおばあちゃんも志雄も分かっていたようだ。 志雄も病院行こうとも言わず、記憶を戻そうと騙された振りし続けてたし。 本当に記憶喪失なら面白かったのに。
そして、智紗からのプレゼントで記憶の嘘がバレるけど、智紗が直接渡したら良かったなって思う。 「なんで智紗が・・・っ。あっ!」のほうがいい気がするんですが。
途中やりながら実際の症状を見ていたせいで騙されてしまったのかなと思う・・・ もちろん最初書いてる通り疑ってはいましたが確信がありませんでした。 やりなおしたら「これとか良く見たら怪しかったんだなー」て思いました。
”「りりすは罪の意識から智紗と志雄をくっつけようとした。志雄の大切な存在を奪った自分。その志雄に大切な存在を与えようとした。 この罪の意識があるためりりすは志雄の好意を拒んでいた。」”
「罪の意識があるから付き合えない」と言うならもっと避けるべき。友達であることさえ避けるはず。 「償いをするため」と考えれば側にいるのはわかる。しかし、それから8年経って償いを始めるというのもおかしい話。 智紗なら任せられると思って償いをするのはわかるんだけどね。
”結婚式の真似事”
感動的にしめるためかなのか。 もしくは、NRで働いて指輪でも買ってあげるイベントをするのか。 よくわからないけど
”智紗√とりりす√の志雄の記憶違い”
智紗√ではほぼ8年前のことは何も覚えていない。という感じで、親父にそれを聞いてたりしたんですが、りりす√では覚えている範囲が違います。 設定のすり合わせが足らなかったのか。
”クロエ先輩はいない・志雄もいない・では副会長が?”
上記で触れている通り、志雄はサボりが複数回あります。 クロエ先輩も途中までは姿が消えています。 では、副会長が仕事代行してるのか?と思うけど、確かクロエ先輩√で副会長は「文化祭じゃなくて生徒会業務を一手に引き受けている」と言っていました。 では、だれが指揮を取ってるんでしょうか? 結乃?まあ、副会長ががんばってるということで思っておきますが。
”りりすが倒れた時”
「りりすの元へ行く」これ自体はいいんです。りりす√ですから。 智紗をそのまま放っておいて行くか??? ありえないですね。
”りりすBAD”
というか、智紗ENDじゃん。 これをりりすBADとするのか・・・
”りりすTriangleBAD”
そんないきなり引っ越しとか出来るもんなんですかねぇ。
”歌流してるのにBGM流れっぱ”
歌流すならBGM切ってくれ。
”なぜ8年前のことを今になって償おうとしたのか”
償う事自体は悪くないが、なぜ今になって償おうと思ったのか。 もっと早くそう思わなかったのはなぜか。 そして、なぜ友達関係ならOKなのか。 ずるずると友達関係になった感はそれとなく描かれていたけれど、ここらへんは重要なのでしっかり描くべきでした。
”りりす√のTriangleとは”
智紗√では志雄により明示されていましたが、こちらでは何もありません。 また、Triangle・・・?と思うほど三角関係とは言い難いシナリオでした。
・親の結婚とりりすの問題のダブルパンチというのも微妙かな。 気持ちが追いつかなかったし。あと、その親の結婚正直複雑ですわ。
評価点
”文化祭準備期間中りりすからキャンディーを奪った後返す時”
りりすの口が空いた瞬間志雄が突っ込むのだが、亨が「なんと破廉恥な!」と反応するのが中々w 亨の思考素晴らしいですね。
”中学生りりすかわいい”
振り返り美人ですね。
”亨のかっこよさ”
どんなことを考えていたのか完全にはわかりかねますが、りりすの頼みを引き受けたり、志雄の背中を押したりと信さんの代わりに志雄をアシストします。 中々良かったです。
”智紗ちゃんの健気なさ”
志雄が関係を引き延ばすだけで結果を出さないで傷つけているのに、智紗ちゃんはそれでも振り向いてもらおうと努力します。
「まだ、終わってないから・・・」
「もう奏雲祭まで少ししかないけど・・・私、頑張るから・・・」
「昨日のこと、忘れたわけじゃないから」
「・・・本気だよ。」
バンド大会の舞台上で
「今までありがとう。苦しかった時もあったけど・・・やっぱり、本当に楽しかった」
澄空弁天堂で「絶対に塚本くんを振り向かせてみせるから」
教会で「結婚おめでとう、塚本君」
りりすのため・志雄のため。志雄に振られたけど、志雄の恋愛相談に乗ってくれる智紗ちゃん。
「ううん、どうして塚本くんが謝る必要があるの? りりすちゃんは私の友達だよ」
「その友達をそんなに大切に思ってくれるんだったら、むしろ私の方こそありがとうって言わなきゃ」
もう智紗ちゃんいい娘すぎて泣ける。
りりす「・・・ごめん智紗。」
智紗「?どうしてりりすちゃんが謝るの?」
りりす「智紗と志雄のこと応援するつもりだったのに、こんなことになって」
智紗「りりすちゃん”こんなこと”なんていうのはひどいよ。私にもりりすちゃんに対しても。」「第一、塚本君とりりすちゃんが自分たちで選んだことなんだよ。もっと自身を持って」 好きだった人と親友が付き合う・・・それでこれ。 智紗ちゃんいい娘すぎて泣ける。
”りりすの台詞”
文化祭のポスター張りの際
「あー、何考えてんのよこの変態。変な想像とかしたら首締めるわよ」
多分その道の人は喜ぶはず。
”迷シーン?”
結乃「彼女さんよりも、男友達との約束ですか。まあ、そういう男同士の友情ってのもいいですけどね」
「・・・って、は!? もしかして先輩の本命ってまさか・・・」 名?シーンですね。
りりす「志雄と佐賀君、離れたところでも惹かれ合って通じてるとか・・・うわっ、最悪」
”バンドシーン”
アニメであれば尚良し、ではあったもののテキストのみの表現に留まらず動画にしたこと。 一つ身の魅せ場ですね~
”T-Waveのリクエスト曲”
毎回OPが流されていたけど、何も流す曲が無いから流してたと思ったら、実はりりすがリクエストしていたという視点反転で分かった真実。
”シリーズお決まりの信の名言”
想君ではありませんでしたので、あると嬉しく感じますね。 効果的でないとか、そうじゃないだろ!って意見も見られましたが。
”目付きの悪い露天商”
まあ、トビーですかね。 目付きの悪いなんて表現つけてるくらいだし。
”りりすのウェディングドレス姿”
いつもの立ち絵流用の謎ポーズですけど、そういう姿見れるのって嬉しいね。
”全クリの変化”
タイトル選択画面。智紗√クリアで智紗。 りりすGoodクリアでりりすへ。 全END回収で二人が出てくる。 この変化はやっぱ嬉しいし、おーって感激しますね。
まとめ
正直言おう。 「ダメ」です。 キャラに魅力があるとは言い難く、シナリオも単独としても総合して考えてもとてもメインシナリオの出来ではないでしょう。
智紗√でも「ん?」とは思いましたがが、それ以上に厳しいシナリオの出来です。 まったくもって入り込めませんでした。
WIKIによると (どのルート担当したかまではわかりませんが)当時のライターのブログに「あまり他のライターと話を詰める行為をしてなかった」というのが書かれていました。(記事作成時にはリンク消失につき詳細は不明)
「ギャルゲー」としても「メモオフ」としても決していい作品だとは言い難い感じでした。
キャラ C シナリオ C+ 総合C+ とします。
シナリオ・総合面に+をつけたのはあくまで智紗ちゃんに関する評価です。 りりす単独でまったく智紗ちゃんが関わってなかったらもう少し低いと思います。